• Coulyne

こたつのような

さてさて、早いもので今年もあと一ヶ月を残すのみとなりましたが、 寒波の影響で冬本番の陽気となったために、こたつが恋しい気分です。 こたつを作らなくなってもう随分たつのですが、どんなに暖房があったとしても、あればほっとして何だか嬉しくてついあたってしまうのがこたつのような気がします。 人間にもそういう人がいますよね。 いてくれるだけで何だか心強くてほっとしてそばに寄って行きたくなる様な人のことです。 そういえば若い頃、知り合いのおばちゃんに、好きな男性のタイプは? と聞かれたことがありました。 迷わず「こたつの様な人」と答えたのですが、おばちゃんは納得した顔で、「必要な時だけ現れて、いらないときはどこかに行っている人かな?」と聞いてきたのです。 私は、「そうじゃなくて、こたつのように暖かくてほっとする人のことです」と説明したのですが、あのときのおばちゃんの年になった今では、あの言葉の意味が私もすごく共感できるのです。 大きな声では言えませんが、若い頃と違って今では、寒いとき、淋しいときだけそっと暖めてくれて、その次の出番までは、どこかへ行っていてくれる、こたつのような男性がいたらどんなにいいかなんて虫のよいことを考えてしまうのです。 つくづく歳はとりたくないものです。

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2020/5/27 メール受信の調子が悪くしばらく受信する事ができずご迷惑をお掛けして大変申し訳ありませんでした。 本日から復旧いたしましたのでどうぞお気軽にご連絡ください。

6月に思う

かつて住んだ家は近くに田んぼがあったので、6月の夜ともなるとそれは賑やかな蛙の鳴き声がした。 うるさいほどの蛙の鳴き声を聞きながら、田んぼの畦道に蛍を探しに出掛けたこともあった。 生きていたなら中年にさしかかるであろう息子が、小学5年生の姿で私の前で宿題をやっている。 窓の外は蛙の大合唱。 宿題を終えた子供の頭をなでる、まだ若い母親の自分がいる。 私は若い頃に戻りたいとか、人生をやり直したいなどと