さてさて、早いもので今年もあと一ヶ月を残すのみとなりましたが、 寒波の影響で冬本番の陽気となったために、こたつが恋しい気分です。 こたつを作らなくなってもう随分たつのですが、どんなに暖房があったとしても、あればほっとして何だか嬉しくてついあたってしまうのがこたつのような気がします。 人間にもそういう人がいますよね。 いてくれるだけで何だか心強くてほっとしてそばに寄って行きたくなる様な人のことです。 そういえば若い頃、知り合いのおばちゃんに、好きな男性のタイプは? と聞かれたことがありました。 迷わず「こたつの様な人」と答えたのですが、おばちゃんは納得した顔で、「必要な時だけ現れて、いらないときはどこかに行っている人かな?」と聞いてきたのです。 私は、「そうじゃなくて、こたつのように暖かくてほっとする人のことです」と説明したのですが、あのときのおばちゃんの年になった今では、あの言葉の意味が私もすごく共感できるのです。 大きな声では言えませんが、若い頃と違って今では、寒いとき、淋しいときだけそっと暖めてくれて、その次の出番までは、どこかへ行っていてくれる、こたつのような男性がいたらどんなにいいかなんて虫のよいことを考えてしまうのです。 つくづく歳はとりたくないものです。
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スピリチュアルカウンセラー
光凛
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