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  • Coulyne

まずはお利口に

救いようのない人などいないと思ってこの仕事をしているのですが、それでも年に一人くらいは、もう帰ってもらいたいと思ってしまう人が来られます。 そのタイプの人に共通するのは、三種の神器ならぬ、三種のおどしとでも言いましょうか、自分の正当性を私が認めるまで居続ける人、もう死んでしまいたいと言う人、憎んでいる相手に死んでもらいたいと言う人です。 こういう人を見ていると、スーパーの菓子コーナーの前で、欲しいお菓子を親が買ってくれるまで、地べたにひっくり返って足をバタバタさせている幼児が思い浮かぶのですが、普通は三歳で、欲しいお菓子をいつでも買ってもらうというわけにはいかないけれど、お利口にしていたら買ってもらえる時もあるのだということを悟るのです。 大人だって、なにか欲しいものがあったら、まずはお利口にしていましょう。

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