• Coulyne

まずはお利口に

救いようのない人などいないと思ってこの仕事をしているのですが、それでも年に一人くらいは、もう帰ってもらいたいと思ってしまう人が来られます。 そのタイプの人に共通するのは、三種の神器ならぬ、三種のおどしとでも言いましょうか、自分の正当性を私が認めるまで居続ける人、もう死んでしまいたいと言う人、憎んでいる相手に死んでもらいたいと言う人です。 こういう人を見ていると、スーパーの菓子コーナーの前で、欲しいお菓子を親が買ってくれるまで、地べたにひっくり返って足をバタバタさせている幼児が思い浮かぶのですが、普通は三歳で、欲しいお菓子をいつでも買ってもらうというわけにはいかないけれど、お利口にしていたら買ってもらえる時もあるのだということを悟るのです。 大人だって、なにか欲しいものがあったら、まずはお利口にしていましょう。

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2020/5/27 メール受信の調子が悪くしばらく受信する事ができずご迷惑をお掛けして大変申し訳ありませんでした。 本日から復旧いたしましたのでどうぞお気軽にご連絡ください。

6月に思う

かつて住んだ家は近くに田んぼがあったので、6月の夜ともなるとそれは賑やかな蛙の鳴き声がした。 うるさいほどの蛙の鳴き声を聞きながら、田んぼの畦道に蛍を探しに出掛けたこともあった。 生きていたなら中年にさしかかるであろう息子が、小学5年生の姿で私の前で宿題をやっている。 窓の外は蛙の大合唱。 宿題を終えた子供の頭をなでる、まだ若い母親の自分がいる。 私は若い頃に戻りたいとか、人生をやり直したいなどと