• Coulyne

まずは食育から

子供の食が細くて心配だという母親に、テレビを見せながら食べさせていませんか?と質問すると、ほとんどの人がそうですと答えます。 ここでいうテレビというのは、食事中に流れている情報番組ではなく、子供が夢中になって見てしまう内容のDVD のことです。 勉強中の子供に、気になるDVD を見せる親はいませんが、食事は勉強と同じか、もっと大切なものだということを教えるのは親しかいないのに、おかしなことです。 食事に限らず、ひとつのことに集中できない、人の顔を見て会話ができない子供が増えている原因は、興味のあることをさせながら、ついでに他のことをさせていることに問題があるのです。 親は、食事のついでにテレビを見せているつもりでも、子供にしてみたら、テレビを見ているついでに食事をしているのに過ぎない感覚になっていても仕方のないことてす。 当然、食には全く興味がなく、嫌いなものを食べているとテレビに集中できないので、テレビに夢中になりながら、片手間で好きなものを好きなだけ食べる習慣をもつ子供が育ちます。 こういうタイプの子供は、ここ5年くらいの間に増えているのてすが、この子供たちが大人になったときのことを考えると恐ろしい気がします。 家庭を持ったとしても、食卓などという言葉はもはや失せて、好きなものをほうばりながら、視線はそれぞれの興味のある対象に向き、当然そこには会話などないからです。 子供に好きなことをさせ、その喜ぶ顔をみて嬉しいのは親の趣味であり、それをさせないと泣きわめく子供の機嫌をとるのは親の都合です。 やっていいこと、いけないことは、集団生活である程度訓練されますが、人としてなにが大切なのかという優先順位は、親がしっかり教えるべきではないかと感じています。

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2020/5/27 メール受信の調子が悪くしばらく受信する事ができずご迷惑をお掛けして大変申し訳ありませんでした。 本日から復旧いたしましたのでどうぞお気軽にご連絡ください。

6月に思う

かつて住んだ家は近くに田んぼがあったので、6月の夜ともなるとそれは賑やかな蛙の鳴き声がした。 うるさいほどの蛙の鳴き声を聞きながら、田んぼの畦道に蛍を探しに出掛けたこともあった。 生きていたなら中年にさしかかるであろう息子が、小学5年生の姿で私の前で宿題をやっている。 窓の外は蛙の大合唱。 宿題を終えた子供の頭をなでる、まだ若い母親の自分がいる。 私は若い頃に戻りたいとか、人生をやり直したいなどと