私の仕事は、練習すれば誰にもできるという仕事ではなく、また霊感があったとしてもそれを使って仕事にする覚悟がつきにくい人が多いのではないかと思うのですが、それでも中には、スピリチュアルカウンセラーになりたいと考えている人がいることは事実です。 そういう方のために何かアドバイスをするとするなら、スピリチュアルカウンセラーに求められるのは、強靭な胃袋、寝つきの良さ、天性の朗らかさだと言いたいのです。 スピリチュアルカウンセラーに限らず、産業カウンセラーにしても児童相談所の相談員にしても、人から相談を受ける立原の人間は、神経を病むとすぐに胃が痛くなったり、自分が睡眠導入剤や安定剤の世話になっていたり、暗い性格の人はまったく不向です。 (もちろんこれは、現在進行形の話で、そんな過去を乗り越えた人なら問題はありません。) なぜなら、そういうタイプの人は、人かる相談を受ける以前に、自分の精神を健全にする必要があるからです。 本当に辛いから、藁をもすがるつもりで訪ねて行ってみたら、自分より不健康そうでしかもネクラな感じのカウンセラーだったとしたら、相談する気にもなりません。 さらに、プロのカウンセラーに求められるのは、「結果」のみです。 これまでの思考習慣を改善し、方向性を導き、晴れ晴れとした気持ちになってもらってはじめて仕事か終わるのです。 見えるだとか、当たっているとかの自己満足は不要で、一番大事なことは、最後に笑顔になってもらえたかどうかなのです。 ちょっと見えるようになったからスピリチュアルカウンセラーに、ではなく、どんな問題でもあらゆる方向から見て、「なんだ、そういうことだったのか、それならこういう風に考えて進めばいいのだ」と、相談者に納得してもらえる定義、それもこの先ずっと使える定義を引き出せることが肝心なのです。 相談したらますますわけがわからなくなったり、余計に落ち込んだのでは、意味がありません。 よほど強情な人でもない限りは、自分の反省点も見つかるものです。 明るい未来へ向けて、霊感もちょこっと使いながら、相談者と共に作戦を練ることが、スピリチュアルカウンセラーの本来の仕事だと感じています。
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スピリチュアルカウンセラー
光凛
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