もう随分前のことですが、銀行から出てきたら、信号待ちで止まっている車にどこかで見た人が乗っていたことがありました。笑い話のようですが、よく考えてみたら別れた主人だったのです。 別れた人とは一切会わない主義なので、こんなことになるのですが、私はいつも別れる予感がした時点で、これからの計画を無意識にたててしまうクセがあるので、過去の人には感謝しつつも、また会ったりなどはしません。なぜなら、未来の計画に問題が生じるからです。 未来の計画といっても、次に付き合う人の計画ではなく、別れたら、あれもできる、これもできる、といった単純な計画なのですが、そういうことを考えていると別れの痛手も薄れていくようで、結局は自分を守る意味もあったのだと思います。 反対に別れた後で、あれもできない、これもできないと感じてしまう人もいますが、そういう人が、別れた人と会わずにはいられないタイプの人なのだと思うのです。 人は誰でも、会うか会わないかのどちらかのタイプに分けられると思いますが、これは性格が寂しがり屋かそうではないかというより、付き合っている間に、どれくらい相手に合わせていたかの違いによるものではないかと思うのです。 良くいえば尽くしていたか、てすが、悪くいえば、表だってもめることから逃げていたと言えるかもしれません。 男女で比べたら、女性の方が男性に合わせるというケースがまだまだ多いと感じます。 別れた後は、男性の方が未練たっぷりで、女性は意外とサバサバしていると言われる理由もここにあり、合わせてもらっていた男性は、あれもこれもできなくなるのに比べ、合わせていた女性の方は、寂しさより、もう無理して合わせる必要のない嬉しさの方が強いので、サバサバと見えるわけです。 最近、ある芸能人のカップルの、こじれた離婚裁判が報道されていますが、男性の方が強く離婚を望んでいるのに、女性の方はまだ別れたくないとごねています。 私は、あれは相当、ご主人の方が奥さんに合わせていた結果なのではないかと、興味津々で見ています。
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スピリチュアルカウンセラー
光凛
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