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Coulyne

嘘について

今まで一度も嘘をついたことのない人はいないかもしれませんが、自分を守るための嘘をついた経験のある人が一番多いのではないかと思います。 しかし、嘘をつくのと同じようによくないのは、人を攻撃することです。 自分の情況が悪くなったとき、嘘をついて自分を守る人と、嘘はつかないけれど、即座に相手の落ち度を見つけて反撃に出る人がいます。 自分の非を認めてすぐに謝ってしまえば相手もすぐに忘れてしまうようなことでも、嘘をつくと話がこじれて長引きます。まして反撃などすると、相手には怒りに加えて恨む気持ちも芽生えます。 また、自分自身が隠し事や嘘の多い生活をしていると、何かにつけて自分は嘘をつかれているのではないかという考え方をします。 そうなると、こちらは嘘をついたつもりなどまったくなくても、相手が嘘をつかれたと感じた時点で嘘をついたことになってしまうので面倒なことになります。 この世に嘘がなかったら、もめごとも離婚も裁判沙汰も起きないのではないかと思うのですが、実は、嘘である程度カムフラージュすることによって、それらの争いごとが半減しているともいえるのです。 嘘もつきたくないし、反撃にでる知恵もない人は、何となく口のうまい人に利用される確率が高くなります。 嘘とは本当に厄介なものです。

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