一口に愛といっても、薄っぺらの愛、口先だけの愛、そして本物の愛などいろいろな愛がありますが、真実の愛かどうかを見分けるには、見返りを求めるかそうでないかでわかるものです。 また、愛というものはときには壮絶で悲しくて、ことのほか重いものなのですが、日頃から愛という言葉を連発する人に限って、悪気はなくとも、真実の愛とは違うニュアンスであることが多く、また、恋心に近いものを愛という言い方にしている人も多くいます。 しかし、自己犠牲を伴う真実の愛なら、簡単に愛してるとか、愛してほしいなどと軽々しく口にはできるものではなく、また与えれば与えるほど真実の愛というものは溢れてくるので、いちいち言葉にしなくても相手には充分伝わるはずなのです。 男女の愛も家族愛もその他相手を思う気持ちからくる愛情は基本的には同じで、相手のためなら、たとえ火の中、水の中といった、自分はどうなっても、相手を生かしたいというものが根底に流れています。 だから、人に与えもしないで愛を求めたり、愛を与えるのが当然の関係の相手に、恩着せがましい言い方をするのはよくありません。 また、孤独に強く、心や体の痛みに強い人が、人に深い愛情を与えられる人の特徴ですので、すぐに寂しいとか大変だとかを口にする人は、愛は愛でも、自分に対する愛ばかりがたっぷりある人だといえるでしょう。 そういう、与えないからもらえないので孤独になり、また愛が足りないと騒ぎたて、ますます孤独になっていく人、あなたの回りにはいませんか?
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スピリチュアルカウンセラー
光凛
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