• Coulyne

散りゆく桜

今年、お花見のために二回出かけましたが、二回とも早すぎて、満開の桜は近所で見ていました。 なぜか私は桜にとても縁があり、どこに住んでも、家のすぐ近くに立派な桜の木が必ずあります。 以前に住んだ家は、目の前の道に桜の木があったので、秋から冬にかけては、玄関前の桜の枯れ葉を掃くことから一日が始まりました。 今の家の桜は、自宅から一分ほど歩いた所にある病院の敷地内にあるので、みるだけ楽しんで、枯れ葉のお掃除はしなくてよいので気楽なのです。 その桜をみるのにぴったりな場所に「オーボナクイユ」という、隠れ家のようなフレンチのお店があります。 このお店の前には、デッキチェアーのセットがあるので、ここを自分の庭のようなつもりで、ヴーヴクリコでも飲みながらぼんやりお花見ができたらどんなにいいか…と去年から考えていました。普段からよくお世話になるお店なので食事に行くたび、今度こそ聞いてみようと思いながら、グズグズ考えているうちに、今年も散りゆく季節になってしまいました。 いろいろな街に住んでみたいと思っている、引っ越し魔の私ですが、来年もこの場所で…と思わせる不思議な力が桜の木にはあるような気がします。 もし来年の春もここに住んでいたら、今度こそオーボナクイユさんにお願いして、デッキチェアーで、桜をゆっくり眺めさせてもらうつもりになっています。

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お知らせ

2020/5/27 メール受信の調子が悪くしばらく受信する事ができずご迷惑をお掛けして大変申し訳ありませんでした。 本日から復旧いたしましたのでどうぞお気軽にご連絡ください。

6月に思う

かつて住んだ家は近くに田んぼがあったので、6月の夜ともなるとそれは賑やかな蛙の鳴き声がした。 うるさいほどの蛙の鳴き声を聞きながら、田んぼの畦道に蛍を探しに出掛けたこともあった。 生きていたなら中年にさしかかるであろう息子が、小学5年生の姿で私の前で宿題をやっている。 窓の外は蛙の大合唱。 宿題を終えた子供の頭をなでる、まだ若い母親の自分がいる。 私は若い頃に戻りたいとか、人生をやり直したいなどと