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方向性の違い

方向性の違いというものはなかなかやっかいなもので、ある日突然そのことに目覚める人もいれば、少し感じ始めたあたりで気持ちにフタをしてしまい、沸騰してフタがぶっ飛んでしまってから、自分はこんなに我慢をしてたのだ、なんて気がつく場合もあります。 メジャーなどころでは、そのことが漫才コンビや音楽グループの解散につながる時もあるし、マイナーなところでは、店長と意見が合わなくてバイトを辞めるなんていうことにもなるのですが、ここで注意すべきことは、自分が一番大切にしたいと思うことが、相手の思いと違っているということで、やり方とか性格といったものの違いではないということです。 これだけは譲れない、というものが違う場合は、もはや歩み寄ることは難しく、はたから見たらうまくいっているように見えても、どちらかが自分を殺して相手に合わせているだけなのです。 また、あまり長い間自分を殺していると、感覚がマヒしてしまい、この人には一生逆らえないなどと錯覚してしまう場合もあります。 一度しかない人生です。 方向性が違う組織や人に気づいた場合、ヨットに例えて言うなら、マストをしっかり立てて、自分が本来進むべき方向に船を進めなくてはいけません。 皮肉なことにその場合は、これまで自分がいた場所から離れれば離れるほど、追い風を受けて先にぐんぐん進めるイメージになるのです。 自分が進むべき方向が定まったら、風をとらえて真っ直ぐ前を向いて進まないと、同じ場所をグルグル旋回しているだけのヨットのようになってしまうでしょう。

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