私が高校生の頃、ちょっと悪ぶっている男子を「とっぽい」と言いました。 とっぽい男子は、とっぽくない真面目な男子に比べたらかなり人気がありました。 さらに、流行の先端を行くことを、「ナウい」と言ったのですが、ナウい人と言われると、誰もが悪い気はしませんでした。 「とっぽい」も「ナウい」も今ではすっかり死語になってしまいましたが、最近の「弁当男子」や「イクメン」という呼び名が、よく気のつく家庭的な人という感じがするのに対して、「とっぽい」や「ナウい」はまったくその反対のイメージです。 時代は変わったのだなとつくづく思います。 一昔前だったら男性が、自分で作った弁当を持って会社に行くことや、赤ちゃんをおんぶして街を歩くことは、かなり勇気がいることでしたが、今では全く料理ができない男性や、育児に協力的でない夫は、世の中の女性から敬遠されてしまうようです。 価値観や好みだけにとどまらず、常識といったものまで、時代の流れとともに大きく変化していくものです。 頑なに自分の考えを変えない人もいますが、常に柔軟な脳でいなければ、時代に取り残されてしまい、まるで化石のような人間になってしまいそうです。
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スピリチュアルカウンセラー
光凛
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