• Coulyne

生かさず殺さず

よくある質問の中に、「自分はこんなにひどい目に遭ったのに、相手はなに食わぬ顔で暮らしているのはなぜでしょうか?」というのがあります。 お金を盗られた人は、盗った相手が早く貧乏になればよいのにと思い、恋人や配偶者を盗られた人は、早く別れてしまえと思いがちですが、本当に悪いことをした人には、そう簡単にケジメをつける日はやってこないのです。 天の制裁とは、一番効果的な時期を見計らったように行われ、しかもあっさりとケジメをつけるのではなく、最も辛い、生かさず殺さずというやり方をする場合があるのです? 悪いやり方で蓄財して、そろそろお金を使おうかと思っている頃、生かさず殺さずという言葉のごとく、生きてはいるけれど、体の不調で、あれもできないこれもできないという暮らしが続きます。 顔立ちが良くて頭脳にも経済的にも恵まれ、みんなから理想の生活をしているように思われていた人も、謙虚な気持ちを失って、好き勝手に暮らしていたなら、晩年は痛みを伴う疾患で、痛い痛いと言いながら床に伏せるようになります。これも同じく、生かさず殺さずです。 悪いことをしているというのに、まだバレないとか、絶好調だなどと思っている人がいたとしたら、それは、本当に怖いことです。 また、幸運を当たり前のように思って傲慢な態度で暮らしていると、 お楽しみは後からやってくるというように、弱ったあたりでとどめを刺すかのように、生かさず殺さずの日はやってくるのです。

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2020/5/27 メール受信の調子が悪くしばらく受信する事ができずご迷惑をお掛けして大変申し訳ありませんでした。 本日から復旧いたしましたのでどうぞお気軽にご連絡ください。

6月に思う

かつて住んだ家は近くに田んぼがあったので、6月の夜ともなるとそれは賑やかな蛙の鳴き声がした。 うるさいほどの蛙の鳴き声を聞きながら、田んぼの畦道に蛍を探しに出掛けたこともあった。 生きていたなら中年にさしかかるであろう息子が、小学5年生の姿で私の前で宿題をやっている。 窓の外は蛙の大合唱。 宿題を終えた子供の頭をなでる、まだ若い母親の自分がいる。 私は若い頃に戻りたいとか、人生をやり直したいなどと