ひとくちに負けず嫌いな性格といっても二種類あり、何かにつけて、トップまたは上位にいないと自分が許せないタイプと、人に謝ることが嫌いなタイプとがあります。 前者のタイプは、アスリートに多く見られ、知り合いの中にいたらちょっと大変なのは後者のタイプです。 ところが後者のタイプは意外に多く、特にこのタイプ同志が喧嘩になると肝心な本題はどこかにいってしまい、謝れ、謝らないでもめる、とても低レベルの争いが展開されます。 しかし正統派の負けず嫌いは、人と競っているように見えても、いつも自分と戦っているので他人と争うことはめったにありません。 今こうしている時間も、どこかで低レベルの争いをしている人たちが数えきれないくらいいるのでしょうが、本当の負けず嫌いの人は、納得のいくまで勝つための練習や準備に励んでいることでしょう。 大人たちが、じつに下らないことで勝ったの負けたの、謝れ、謝らないなどとやってみせている姿勢が、子供たちのいじめに何らかの影響を与えているような気がしてなりません。
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スピリチュアルカウンセラー
光凛
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