これは本人から聞いた話ですが、若い頃、恋愛話のもつれから、いっそ死んでしまおうと思い、死に場所を探して一人で青森県の下北半島まで行き、あてもなく海岸をさ迷っていたら、どこからか焼き魚の匂いがしてき他のだそうです。 そうしたらすごくお腹が空いていることに気付き、最後に焼き魚を食べて死のうと思って食べたら、あまりの美味しさに泣けてきて、死ぬのが馬鹿らしくなって帰ってきたのだそうです。 この話でもわかるように、食欲というものは、人の精神を健全に働かせる力があるものです。 また、強いストレスや、大きなショックを受けたような人に、とにかく何かを食べさせようとするのは、元気にさせるというより、気をしっかりさせるためで、たとえスープひと匙でも口にいれた時点から、頭がはっきりしてくるものです。 長らく続くダイエットブームの影響からか、体に良いとされる食べ物は、カロリーや脂質が低いものだというような錯覚やをしている人がたくさんいますが、それはとても残念なことです。 本当に体に良い食べ物とは、体のことを心配してくれている人が、真心込めて作ってくれた献立のことだと思うからです。 普段から、愛情こめて作られた食べ物を食べている人は、病気にかかりにくいという他にも、精神的にも安定しているので必要以上に不安になったり落ち込むことはありません。 食の大切さを今一度考えてみましょう。
top of page
スピリチュアルカウンセラー
光凛
bottom of page
Comments