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内部告発

ほとんどの人が恐れていることのひとつに、「人から嫌われる」ということがあります。 嫌われないために、嘘をつくこともあれば、芝居をする人もいるくらいです。 ところが普通の人は、正直な人でありたいと思う気持ちは、嫌われたくない、という気持ちより強いものなので、状況によっては、多少嫌われることは覚悟の上で、正直者になる方を選ぶものです。 ただ、中には正直者になることより嫌われない方を選ぶ人がいることも事実で、他者からしてみたら自分のことしか考えていない卑怯者のように思えるのですが、本人にしてみたら、当然の選択なのです。 なぜそんなことになってしまうのかというと、これまでの人生の中で、嘘やごまかしといったものの世話にならなくては生きて来れなかった人にとっては、嘘やごまかしを自分のために使ってくれた人に嫌われてしまったら、この先また何かで世話になるかもしれないので嫌われたくないのです。 真っ当な生き方をしてきた人は、時として正義感のために、内部告発をせざるを得ない場面に遭遇するときもありますが、裏の社会に生きる人は、絶対にそのようなことはないのです。つまり悪いことをしている者同士は互いにかばい合い、決して嫌われたくないと思う傾向があるのです。 ときには嫌われても、正直に、真っ当な生き方を選択をした方がよい場面は必ずあるはずです。

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2020/5/27 メール受信の調子が悪くしばらく受信する事ができずご迷惑をお掛けして大変申し訳ありませんでした。 本日から復旧いたしましたのでどうぞお気軽にご連絡ください。

6月に思う

かつて住んだ家は近くに田んぼがあったので、6月の夜ともなるとそれは賑やかな蛙の鳴き声がした。 うるさいほどの蛙の鳴き声を聞きながら、田んぼの畦道に蛍を探しに出掛けたこともあった。 生きていたなら中年にさしかかるであろう息子が、小学5年生の姿で私の前で宿題をやっている。 窓の外は蛙の大合唱。 宿題を終えた子供の頭をなでる、まだ若い母親の自分がいる。 私は若い頃に戻りたいとか、人生をやり直したいなどと