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友達百人

  • Coulyne
  • 2010年3月16日
  • 読了時間: 1分

   たくさんの思い出たちは、どんな具合に頭の中の引き出しに入っているのかわかりませんが、先日ラジオから流れてきた歌を聴いていたら、涙が出てきました。 「 一年生になったら 」 という歌だったのですが、その歌を一生懸命歌っていた、当時の息子を思い出したからです。 突然いなくなったのと、大人になってから過ごした記憶が鮮明すぎて、亡くなる直前の写真ばかり眺めては悲しんでいたのですが、不思議なことに、子供時代のアルバムは、何か別人を見ているようでした。 心のどこかで、この写真に写っている男の子は、べつのどこかで生きていると思いたかったのかもしれませんが、とにかくあまりピンと来ませんでした。 ところが、その歌を聞いたとたん、すべての記憶がひとつにつながって、やっぱりもう逢えないのだなあとしみじみ思いました。 今頃になっておかしな話なのですが、それが正直な気持ちです。 息子もあちらの世界では一年生みたいなものかもしれません。 友達百人できたかな? そんなことをぼんやり考えていたら、冷蔵庫の氷入れに、製氷機から氷がすべり落ちた音がしました。 そんな静かな夜でした。

 
 
 

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