• Coulyne

見習い中

ある見習工のお客さんが、自分は上司に恵まれていないと言うので、詳しく話を聞いてみたら、いつも自分ばかりが親方から怒られるというので、それは恵まれていないどころか、本当はすごく恵まれていることですよ、と話をしました。 たとえば学校というところは、基準が厳しければ厳しいほど人気があり、卒業後も道が開きやすいのですが、人から何かを習うということは、それと同じことが言えるのです。 自分だけ厳しい基準で見られるなどということは願ってもないラッキーなことで、もっともアンラッキーなのは、自分だけ基準が甘い、つまりえこひいきされることなのです。 めったに弟子を誉めない厳しい親方の下で、ビクビクしながら修行したような人は、一人前になってからはビクビクすることなどありません。 しかし、えこひいきされながら修行をした人は、知識や技術に自信がないまま一人前扱いをされ、毎日ビクビクして暮らして行くようになるのです。 パート先でもアルバイト先でも、口うるさい先輩がいたらラッキーと思いましょう。 これもダメ、あれもダメと怒られる環境下で、細心の注意を払いながら ダメ出しされないものを産み出していくことを見習いあるいは修行といいます。

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2020/5/27 メール受信の調子が悪くしばらく受信する事ができずご迷惑をお掛けして大変申し訳ありませんでした。 本日から復旧いたしましたのでどうぞお気軽にご連絡ください。

6月に思う

かつて住んだ家は近くに田んぼがあったので、6月の夜ともなるとそれは賑やかな蛙の鳴き声がした。 うるさいほどの蛙の鳴き声を聞きながら、田んぼの畦道に蛍を探しに出掛けたこともあった。 生きていたなら中年にさしかかるであろう息子が、小学5年生の姿で私の前で宿題をやっている。 窓の外は蛙の大合唱。 宿題を終えた子供の頭をなでる、まだ若い母親の自分がいる。 私は若い頃に戻りたいとか、人生をやり直したいなどと