あーら、という女性の声を聞くと、別に悪いことをしていないのに何だかドキドキします。 ちらりと声の主の方を見て、こちらを見ていないことを確認できるとひとまずホッ 合ったりすると消えてしまいたい気分になるのです。 そんな時の私は、大抵の場合見られたら困る時に違いないからです。 夜遅いからと、パジャマの上に膝掛けを巻きつけて、すぐ近くのポストに郵便を出しに行ったときに、たまたま知り合いが車で通りかかったり、半額になったお弁当をいくつも買って、お箸はいらないからねーなんて大きな声を出していた閉店前のデパ地下とか、最悪だったのは、スポーツジムのサウナで、お腹の脂肪を揉んでいたら、上の段からお客さんに声をかけられたことなどありまして、 とにかく、あーら、と言われてろくなことはないのです。 もしかしたら、女性が人に向かって、あーら、と言うときは、何か面白いものを見たと感じたときに、思わず発する言葉なのかもしれません。 私も一度くらいは誰かに、あーら、と言ってみたいのですが、自分は一年に一度くらいの割合で言われているといのに、自分からは言った事がないのが残念のような、良かったようなフクザツな気持ちです。
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スピリチュアルカウンセラー
光凛
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