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不快感

痒いところに手が届かないというのはとても不快なものですが、背中が痒いときなどには、孫の手という便利な木製の棒があります。 家にはないので、背中が痒いときには、お行儀が悪いのですが菜箸を使ったり、ときには柱に背中をこすりつけたりして、何とかしのいでいます。 この間、家には孫がいたのだということを思いだし、2歳8ヶ月になる孫に背中を掻かせてみたのですが、痒いところには手が行かず、おまけに力も入れないでグニュグニュしているだけなので、イライラしてきました。 二歳相手に腹を立てても仕方ないのでどうしたものかと考えていたら、いつの間にか痒みが治まっていたのです。 ふふ―ん、不快なことなんて、じつはみんなこんな感じに消えていくのかも….と、悟りの気分になりました。 すぐに何とかしようと人に頼り、自分の人選ミスを棚に上げ、使い物にならないと腹を立てることはありがちですが、腹を立てようが立てまいが、不快感などというものは結局はすぐに治まるもののようです。 それなのに、人が思うように動いてくれないと腹を立て、ことを荒立てて人間関係を悪くしまう場合だってあります。夫婦げんかの原因なんて、ほとんどがそれです。 しかしそれはアホらしいことだと思えてきました。 なんのことはない、しばらくじっとしているだけで、不快感などというものは、まるで何事もなかったかのように通りすぎていきます。

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2020/5/27 メール受信の調子が悪くしばらく受信する事ができずご迷惑をお掛けして大変申し訳ありませんでした。 本日から復旧いたしましたのでどうぞお気軽にご連絡ください。

6月に思う

かつて住んだ家は近くに田んぼがあったので、6月の夜ともなるとそれは賑やかな蛙の鳴き声がした。 うるさいほどの蛙の鳴き声を聞きながら、田んぼの畦道に蛍を探しに出掛けたこともあった。 生きていたなら中年にさしかかるであろう息子が、小学5年生の姿で私の前で宿題をやっている。 窓の外は蛙の大合唱。 宿題を終えた子供の頭をなでる、まだ若い母親の自分がいる。 私は若い頃に戻りたいとか、人生をやり直したいなどと