• Coulyne

心配性

私は実は結構心配性なのです。 だから余計に泰然を心がけ、なに食わぬ顔をして暮らしています。 実際は、家族の帰りが遅いと、事故にでも遭ったのではないかとおろおろしてしまうし、指先が痛むと、リューマチにでもなってしまったかと考えてしまいます。 ただ、いくら考えても仕方のないことは、口にも出さない方が良いと思うから黙っています。もちろん顔にも出しません。 家族の帰りを心配して待っていたとしても、テレビに夢中で忘れていたような顔をして出迎えますし、指はこっそり病院で血液検査をしてリューマチの疑いが晴れると、なに食わぬ顔をして帰宅します。 これまで、家族の心配も、お金や体の不安も、ずっとそんな風にして生きてきました。多分これからもそうでしょう。 心配ごとや悩みごとを人に話すことが不得意な自分が、他人の相談に乗る仕事をしています。 なんだか面白いことになっているような気がします。

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2020/5/27 メール受信の調子が悪くしばらく受信する事ができずご迷惑をお掛けして大変申し訳ありませんでした。 本日から復旧いたしましたのでどうぞお気軽にご連絡ください。

6月に思う

かつて住んだ家は近くに田んぼがあったので、6月の夜ともなるとそれは賑やかな蛙の鳴き声がした。 うるさいほどの蛙の鳴き声を聞きながら、田んぼの畦道に蛍を探しに出掛けたこともあった。 生きていたなら中年にさしかかるであろう息子が、小学5年生の姿で私の前で宿題をやっている。 窓の外は蛙の大合唱。 宿題を終えた子供の頭をなでる、まだ若い母親の自分がいる。 私は若い頃に戻りたいとか、人生をやり直したいなどと