私は実は結構心配性なのです。 だから余計に泰然を心がけ、なに食わぬ顔をして暮らしています。 実際は、家族の帰りが遅いと、事故にでも遭ったのではないかとおろおろしてしまうし、指先が痛むと、リューマチにでもなってしまったかと考えてしまいます。 ただ、いくら考えても仕方のないことは、口にも出さない方が良いと思うから黙っています。もちろん顔にも出しません。 家族の帰りを心配して待っていたとしても、テレビに夢中で忘れていたような顔をして出迎えますし、指はこっそり病院で血液検査をしてリューマチの疑いが晴れると、なに食わぬ顔をして帰宅します。 これまで、家族の心配も、お金や体の不安も、ずっとそんな風にして生きてきました。多分これからもそうでしょう。 心配ごとや悩みごとを人に話すことが不得意な自分が、他人の相談に乗る仕事をしています。 なんだか面白いことになっているような気がします。
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スピリチュアルカウンセラー
光凛
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