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気配り

昔は、自分にとって恐い大人がたくさんいました。 おじいちゃん、学校の先生、お医者さんと、数え上げればきりがありません。 今は、恐い人はいないのですが、それが良いことだとは思ってはいません。むしろもっと自分を叱ったり、注意をしてくれる人がいるのは必要なことだと思っています。 恐い人の前で緊張している間、人はどうしたら叱られないか、つまり目の前の相手の機嫌を損なわないようにするか、または喜んでもらえるかを考えています。 実は、それが気配りの基本だといえるでしょう。 気が利かない人というのは、そういった経験がほとんどなく育っているわけで、良くいえばおっとりとしているので付き合っているときには楽ですが、一緒に暮らすようになると、何事にもいちいち指示をしなくてはいけないので、イライラさせられることがあるかもしれません。 人の顔色を伺うことは、あまりよくないことのように言われていますが、社会に出て成功するのは、実はそれができるタイプの人が多く、気が利かない人は、基本的なことから注意を受ける場面がありがちです。 また、あまり叱られることなく育ってしまうど、他の人と同じように上司に怒られただけなのに、必要以上に落ち込んで会社を辞めたくなる人もいます。 家の中に、ひとりくらいは恐い人がいるという環境が、気配り上手で少々のことではへこたれない人間を作るということだと思います。

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2020/5/27 メール受信の調子が悪くしばらく受信する事ができずご迷惑をお掛けして大変申し訳ありませんでした。 本日から復旧いたしましたのでどうぞお気軽にご連絡ください。

6月に思う

かつて住んだ家は近くに田んぼがあったので、6月の夜ともなるとそれは賑やかな蛙の鳴き声がした。 うるさいほどの蛙の鳴き声を聞きながら、田んぼの畦道に蛍を探しに出掛けたこともあった。 生きていたなら中年にさしかかるであろう息子が、小学5年生の姿で私の前で宿題をやっている。 窓の外は蛙の大合唱。 宿題を終えた子供の頭をなでる、まだ若い母親の自分がいる。 私は若い頃に戻りたいとか、人生をやり直したいなどと