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気配り

昔は、自分にとって恐い大人がたくさんいました。 おじいちゃん、学校の先生、お医者さんと、数え上げればきりがありません。 今は、恐い人はいないのですが、それが良いことだとは思ってはいません。むしろもっと自分を叱ったり、注意をしてくれる人がいるのは必要なことだと思っています。 恐い人の前で緊張している間、人はどうしたら叱られないか、つまり目の前の相手の機嫌を損なわないようにするか、または喜んでもらえるかを考えています。 実は、それが気配りの基本だといえるでしょう。 気が利かない人というのは、そういった経験がほとんどなく育っているわけで、良くいえばおっとりとしているので付き合っているときには楽ですが、一緒に暮らすようになると、何事にもいちいち指示をしなくてはいけないので、イライラさせられることがあるかもしれません。 人の顔色を伺うことは、あまりよくないことのように言われていますが、社会に出て成功するのは、実はそれができるタイプの人が多く、気が利かない人は、基本的なことから注意を受ける場面がありがちです。 また、あまり叱られることなく育ってしまうど、他の人と同じように上司に怒られただけなのに、必要以上に落ち込んで会社を辞めたくなる人もいます。 家の中に、ひとりくらいは恐い人がいるという環境が、気配り上手で少々のことではへこたれない人間を作るということだと思います。

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