• Coulyne

玉手箱

一般的な女性が必ず持っている箱は、裁縫箱と宝石箱だそうですが、確かに中身に多少の違いはあったとしても、それに近い物はほとんどの女性が持っているでしょう。 さらに工具箱と薬箱があれば問題なく暮らせそうですが、他に「箱」とつく生活用品はなかったかなと思ったらありました。 お弁当箱です。 数年前から、「弁当男子」などという言葉もありますが、とても良いことだと私は思います。 お弁当が作れるということは、「おかず」が作れる人だからです。 これまでは、男性が料理ができると言っても、カレー、パスタ、チャーハンといった一品物がほとんどで、「おかず」を作れる男性は少なかったのではないかと思いますが、弁当男子は、おかずも作ることができるのです。 弁当男子がやがて子供を持ったら、子供のために料理の腕を振るうこともできますが、パパが作る手料理やお弁当を食べられる子供は幸せです。 なぜなら、男の仕事、女の仕事といった目で物事を判断しない大人に育つからです。 箱の話から随分と話がそれてしまいましたが、人が暮らす上で一番大切な箱は何かというと、それは玉手箱ではないかと思います。 軽々しく開けてはいけない箱のことを玉手箱といいますが、それは開けるための箱てはなく、きっと素晴らしい何かが入っているに違いないと想像をめぐらすための箱ではないでしょうか。 子供の将来やパートナーや自分の未来はすべて玉手箱のようなものです。 頭が悪い悪いだとか出世しないとか、もう無理だと決めつけてしまうことは、せっかく授かった玉手箱を開けてめちゃくちゃにしてしまうことに等しいのではないかと思います。

0回の閲覧

最新記事

すべて表示

お知らせ

2020/5/27 メール受信の調子が悪くしばらく受信する事ができずご迷惑をお掛けして大変申し訳ありませんでした。 本日から復旧いたしましたのでどうぞお気軽にご連絡ください。

6月に思う

かつて住んだ家は近くに田んぼがあったので、6月の夜ともなるとそれは賑やかな蛙の鳴き声がした。 うるさいほどの蛙の鳴き声を聞きながら、田んぼの畦道に蛍を探しに出掛けたこともあった。 生きていたなら中年にさしかかるであろう息子が、小学5年生の姿で私の前で宿題をやっている。 窓の外は蛙の大合唱。 宿題を終えた子供の頭をなでる、まだ若い母親の自分がいる。 私は若い頃に戻りたいとか、人生をやり直したいなどと