おかしなもので、生まれて亡くなるまで、本当に色々な思い出があったはずなのに、普段想い浮かべるのは、亡くなる少し前に過ごした時期の顔ばかりなのです。 音楽に例えたら、イントロも中盤もあったはずなのに、最後のサビの部分だけ耳について離れない曲のようです。それくらい、彼の人生はラスト近くになるほど輝いて、第二章になることもなく完結してしまったような気がするのです。 早いもので、息子が亡くなって今日、二回目の命日を迎えます。 今でもついホロリとすることばかりですが、その度ごとに、 悲しい涙ではなく、私の子供として生まれて来てくれたことへの感謝の涙のようにも思えるのです。 強がりでも何でもなく、今生で彼に逢えたことが本当に嬉しく、それはそれは幸せなことのように思えてなりません。
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スピリチュアルカウンセラー
光凛
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