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暴言

大阪でお好み焼き屋さんをしている友人のお母さんから、お父さん(旦那さん)の酒癖の悪さの愚痴を聞くことがあります。 関西の方なので、「聞いてーな」で始まる愚痴は、酔ったお父さんがお店のお客さんに暴言を吐くということ、そのために、夫に代わって自分が頭を下げて謝らなくてはいけないことへの理不尽さへの怒りなのです。 一度だけ、涙声で電話をしてきたことがあったのですが、そのときは、何と障害のあるお客さんに向かって、障害者みたい、とお父さんが言ってしまったのだとか。 いくら酔っていたとはいえ、あまりに申し訳なくて、お母さんは土下座をして謝ったのだとのことでした。 お父さんは、後でお母さんにきっとこっぴどく叱られたのではないかと推察されます。 親族、あるいは知り合いに一人くらいは、あまり酒癖のよろしくない人はいるものです。 そういう人の奥さんは、なんて自分は不幸なのだろうと思っているかもしれません。 しかし、本人に代わって謝ったり、酔いがさめた本人を叱れるうちはまだそんなに不幸ではありません。 一番の不幸者は、謝ることを許さず、どこまでも自分の暴言を認めない夫を持つ奥さんではないでしょうか。

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2020/5/27 メール受信の調子が悪くしばらく受信する事ができずご迷惑をお掛けして大変申し訳ありませんでした。 本日から復旧いたしましたのでどうぞお気軽にご連絡ください。

6月に思う

かつて住んだ家は近くに田んぼがあったので、6月の夜ともなるとそれは賑やかな蛙の鳴き声がした。 うるさいほどの蛙の鳴き声を聞きながら、田んぼの畦道に蛍を探しに出掛けたこともあった。 生きていたなら中年にさしかかるであろう息子が、小学5年生の姿で私の前で宿題をやっている。 窓の外は蛙の大合唱。 宿題を終えた子供の頭をなでる、まだ若い母親の自分がいる。 私は若い頃に戻りたいとか、人生をやり直したいなどと